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感想を語ったり普通に日記だったりするブログ。時々愚痴も出る。 語るのは主にTRPGリプレイものとサンホラと自サイト関連の話。
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学習帳でサクリファイスの解釈記事が浮上していたので便乗解釈。といっても真新しいことはないと思いますが。

やっぱり妹は何かしらの知的障害を持っていたんだと思います。その辺は後で語りますが。

神に愛された、の解釈がいくつか考えられます。愛らしい顔で生まれたことが神に愛された証。いつも笑顔で幸せそうなのは神に祝福を約束されたから。あるいは逆説的に、神の愛により困難がふりかからないから妹はいつも笑っていられる。
妹が神に愛されていたということは、逆に姉はその恩恵を受けていないわけですよね。そうなるとやっぱり顔がいいとかそれによってちやほやされるとか、そういうことですかね。
一人では何もできない。このあたりがさっきの障害説の理由の一つですね。仮に頭ではなく手足の障害だったとしたら、確かに一人で何かをするのは難しいですが、果たしてその子が「神に愛され」て無邪気な笑顔ができるものなのか……。
まぁしばらくは特に深読みすることはないと思います。
かわいいからちやほやされる妹。それを妬む姉。死んでしまえばいいのに、と思っていたら本当に妹が寝込んでしまった。
苦しむ妹を見て、やっぱり妹が大事だったことに気付き、妹を助けてと必死に神に祈る。
妹は回復したものの今度は母が倒れる。女手一つだったようだから、過労もあったのかも。
そして母から妹のことを託される。
……考えてみると、母までも最期の最期に気にかけたのは妹のことなんですよね。妹は一人では何もできない以上、唯一の肉親に世話をお願いするのは仕方ないとはいえ……なんかかわいそうだな、姉。
ともあれ、母がなくなって暮らしにも変化が訪れる。
ところでサクリ姉は今まで何をしていたんでしょうか。家の手伝いはしていたでしょうけど。学校に通っていたんですかね?
母親と同じ仕事を継いだなら、その収入で今まで母が養えていた以上仕事を増やす必要はないはず。それとも母も朝な夕な働いていて、姉が家を守っていたとか?
そもそも母がいなくなって姉が出稼ぎにいったからこそその隙によからぬことをする男が出てきたわけですし。母が働いて姉が学校に行っていたら環境自体はそんな変わりませんよね。姉妹そろって学校に行っていたけど、生活費だけでもつらいから止めた…という可能性もなくはないですが。
母の死後、姉は働き妹は家にいる。推定知的障害で何をされてもよくわからないかわいい娘さんが、一人で留守番……。
村の男たちは密かに妹のところに通ったんだろうなぁ……。夜まで働いた姉が帰ってくるまでに全ての証拠を消して。でも妻や恋人たちはその密会に気付いていた。とはいえ、男の誰がいつ、まではわかっていなかったのかも?
妹さんに楽しませてもらっている手前、男たちは姉妹に親切にする。事情を知らない姉は、きっと同情してくれているものと思っていたんだろうなぁ。一方で自分の男を妹にとられているかもしれないと思っている女たちは冷遇するようになっていく。
一日中働き続け、周囲の態度の変化に戸惑い。それでもやっていけたのは、大事な妹がいてくれたから。生活は苦しいけど、二人で支えあえば幸せに生きていける……。
……その幸せは、ある日儚く崩れ去った。妹の妊娠が発覚したことによって。
妹に手を出されていたことを知らない姉は何を思ったんだろう。やっぱり狼狽しそうだな。
でも神に愛された娘だもの、マリア様だって相手がいないまま受胎したのだから、妹だってきっとそう……。そんな具合に自分に言い聞かせたことと思います。
妹の妊娠は瞬く間に村中に知れ渡り、おそらく集合がかけられた。
男たちは父親が自分かもしれないし隣にいる奴かもしれない。真実はわからないから顔を見合わせ、しかし怒りに燃える女たちが恐いから口を噤んだ。
若女将がついに怒りを妹にぶつける。彼女の目には、妹がその容姿を利用して自分の亭主をたぶらかしたようにしか見えないだろうし。
しかし妹を信じていた(あるいは信じていたい)姉は、妹を泥棒猫とそしられることが理解できない。母との約束か、自分の中の責任感か、はたまたよくわからない現実への怒りのはけ口か。衝動的に若女将につかみかかる姉。
しかし現状は圧倒的に不利。女の大半は若女将と同じ立場だし、男たちは怒りの矛先を向けられまいとするのに必死。姉はあっさり取り押さえられる。
姉を黙らせた村人たちは妹の処遇を決め始める。
相手がないまま受胎した妹。マリア様なら確かにそんな言い伝えがあるが、じゃあ誰がマリアの受胎を告げる天使ガブリエルを見た?誰も見ちゃいない。ならばきっと悪魔の子を宿したに違いない。悪魔の子なんて災いの種。悪魔と契った娘は魔女だ、魔女など火あぶりにしてしまえ。
とんとん拍子に進んでいく、妹を殺すお膳立て。止めようとしたところで娘一人に何ができよう。
おそらくは火あぶりのはりつけ台に向かう時。何もわからないはずの妹が言った言葉は「ありがとう」。
それが「今までありがとう」なのか、「最後まで私をかばってくれてありがとう」なのか、なんとも難しいですが。少なくとも妹が姉に向けた言葉だと思っています。
……それとも……。全てを赦した上で、村人全員に感謝したとか?罵倒され火あぶりにかけられてなお、今まで関わった全ての人に「ありがとう」と……。うわ、だとしたら妹のピュアさと度量の大きさに涙が出るんですけど……!
まぁその辺りの真相はわかりませんが。姉にとっては大事な大事な妹を慰み物にされた挙げ句悪魔呼ばわりで火あぶりにされたわけで。
何も悪くない妹を殺した、お前たちこそ悪魔だ!悪魔はみんな火あぶりにしてやる!……ということで村に火を放つ。火をつけたのはたぶん夜中ですね。昼間人が動き回っている間ではほとんど焼き殺せませんし。闇の向こうに~って言葉がありますし。これは心の闇かもしれませんが。

ずっと「妹」で「あのこ」だったのに、最後だけ「あの娘」になっている件。
子を宿したことで一人の娘という見方になったのか。それとも全てを赦せる妹がもう自分の庇護下にある小さな存在ではないと気付いたのか……。

このサクリファイス。散々「神」やそれに関する言葉がでてきますよね。神に愛された。ごめんなさい神様。教えて神様。神父様。ガブリエル。そして悪魔。
キリスト教だとすれば、相手がいないまま身ごもるのも不倫をするのもたぶん御法度。
男たちが悪いにも関わらず、彼らは罪を被りたくないがために悪魔のせいにしたてあげた。妹は男たちに利用され一身に罪を被った哀れな生け贄。
……姉が放置されたのがちょっと気になります。あくまで妹をかばったのなら悪魔の手先呼ばわりで一緒に殺されてもおかしくないですが。
うるさい姉が地面に転がって意識朦朧のうちに手早く火あぶりにした?いや、早過ぎじゃないか?
保身のために姉が「自分は無関係」と言ったとは思いたくないんだよなぁ……。第一それだと「妹を犠牲に゛した゛姉」になるじゃないですか。

ところで、最初にサクリファイスの歌詞を見て歌を聞いた時、直感的に神父が手を出したんじゃないかと思ってました。神に仕える者が手を出したとあれば自分の身も危うい。しかしこのまま放置していては誰が犯人だという不毛な言い争いになり、その中で誰かがぽろりと「神父を見た」と言わないとも限らない。
それならばと悪魔のせいにすることを思いついた。神父という立場にある自分が悪魔の仕業と主張すればきっと皆納得する。悪魔のせいとなれば自分に火の粉がかかって欲しくない男たちも賛同すると踏んだ上で。
まぁこれについては何の根拠もないですけど。本気で悪魔のせいだと考えた厳格な神父だったのかもしれませんし、そうではなかったのかもしれない。
全ては陛下の頭の中っ!
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ゲーマー猫好きひっきー体質。これはひどい。

普段自分の趣味を語らないんですが、

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