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感想を語ったり普通に日記だったりするブログ。時々愚痴も出る。 語るのは主にTRPGリプレイものとサンホラと自サイト関連の話。
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かなり謎が深い曲ですよね、澪音。

最初に聞いた時は死神云々と書いてあるので、そのまま罪人を狩って廻っているのかな、と思っていたんです。
でも澪音って十中八九Romanの「星屑の革紐」との関係性がありますよね。
「懐かしいあの荒野」とか、バイオリンのメロディがとか、黒銀の毛並みの犬とか。
そして混迷を極める推察。
死神をイメージした以上、自分の中での澪音は冷たい無表情な少女でした。
しかし星屑のエトワールは目が見えない以外はいたって普通の少女です。父の力になろうとしたりしていますし。
彼女はそんな死神のような力をもっていたり、冷たかったりする印象はまるでありません。
そしてわからなくなるのがエトワールと犬(プルーの子)が荒野を往く=澪音の世界の歌だと仮定すると、普通の暮らしをしていたエトが何故「澪音」として荒野をさすらっているのか、ということ。

そこでなんとなく思いついた可能性をぐだぐだ書き綴るわけですが。
澪音は特別な力も持たない、普通の少女なんじゃないでしょうか。
父親の身に何かあって、家を失ったはてに犬と放浪の旅をすることになったとか。別に罪人をどうこうするつもりも彼女にはなく。
「推測とは事実の背面を削ぎ落とす刃物」ってあるじゃないですか。
得ようと欲して全てを失い絶望の淵で雨にうたれる男。そこに現れた、どこか現実離れした少女。
希望も何も失った男は思い込んだんじゃないでしょうか。
「あぁ、彼女は俺を殺しに来た死神に違いない」と。
そう「推測」した彼には「事実の背面」(思い込みであること)が見えなくなっていた。
澪音の瞳自体にも何かあるわけでなく。
少女の純心な瞳に全てを失った自分が醜く写っているように見えるとか。自分が最も恐れる未来や可能性が瞳の中に見えるように錯覚するとか。自分がしてきた悪行が見えて罪悪感にかられる、とかかもしれません。
本当に「鏡」みたいな状態なんじゃないかな、と思ったり。自分は醜いと思っている人にとってその姿を実感させる鏡は本当に苦痛だと思いますよ。
一人の人が自分の中に持っている思考や価値観、そういったものをまとめて「自分の世界」って言ったりするじゃないですか。
瞳の中に見出す世界は自分でも気付かない(あるいは気付かないふりをしていた)自分の世界なのかも?
そしてその世界を見て絶望し尽くした男は死に、エトワール自身にその力もそのつもりもなくても結果的に彼女は「残酷な死神になる」。自滅とは言え彼女の瞳を見て死んでしまったという事実が残るから。
……うーん、イマジナシオンの暴走。

あと「澪音」という名称について。
歌に出てくる少女はエトワールであって本名が澪音ではないんじゃないかと思い始めたり。
例えば、雨にうたれる男がどこかで「雨と共にやってきて悪人を狩っていく少女の伝承」をきいていて、その少女の名が澪音と伝えられていたためエトがその澪音に違いないと思い込んだとか。
例えば、雨が降っていることにエトが「レイン(雨ね)……」とつぶやいたのを男が聞いて、自分の名前を告げたのだと思い込んだとか。
そもそも、サンホラの世界観からして漢字の名前が出てくることにどうも違和感があるんですよね。なんなんだろうなぁ。

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ゲーマー猫好きひっきー体質。これはひどい。

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