マリー・アントワネット

映画『マリー・アントワネット』。母上様が借りてきた。
感想としては、「これはない」ですよ。
冒頭の段階で、当時このくらいであったろう年齢とマリー役の人の外見年齢が合ってない。どうあがいても１０代じゃねぇ！
舞台はフランスやん！なんでアメリカのストリートみたいな音楽がしょっちゅう出てくるねん！
王宮こぇぇ！ヒソヒソ噂が半ば公然と飛び交いまくってこわい！
どこまで事実に沿ってる？ねぇ、どこまで！？「ケーキを食べればいいじゃない」を言ってないって本当ですか！？
民が苦しんでいるならとダイヤを諦めたのも、本当なのかなぁ。もっと我が道突き進む世間知らずだと思ってたけど…。
暴徒化した民衆が押し寄せている中でバルコニーに出るなんて正気じゃない。どんだけ呑気なんだ。普通「あそこに王妃がいるぞ！」と見つかって一気に民衆がなだれ込んでくるでしょうに。
城から出たところで終わりって…なんか半端じゃなーい？見たいわけじゃないけど、そこは処刑までやらないと。
結局何が言いたかったのかわからない。当時の女性は生む機械だったのよくらい？
マリーをわりと良心的に描いているけど、実際のところどうなんですかね。
監督が誰かは知らない。ネタ以外に覚える必要ないと思った。
衣装がゴージャスお菓子もゴージャスくらいしか…褒めるところが…。
とりあえず、浪費した２時間を返せ。ものによっては２、３枚絵が描ける。