いじめぼくめつ？

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おえび↑のお祭り企画に「いじめ撲滅イラスト」とかいうのを発見したのです。
行ってみました。

泣きました。

描いた人に温かい言葉がさしのべられていますが、
どこまでもマイナスな私にはそれすらもお義理に見えて悲しくなりました。

「それは本当にいじめでしょうか？」
というコメントがありました。
何の気はなくても、本人が苦痛だと思えばそれがいじめなんです。
違うんですか？

私が体験したのは、いじめというには生ぬるいものだったでしょう。
ただの仲間外れですから。
直接「死ね」などと言われたことはありません。持ち物もいじられていません。
それでもあの時のことは今の私にとても深い影響を与えています。
人間不信という傷跡は生涯癒えないでしょう。

そして怖いのです。いつ私が加害者になるか。
中学の３年になったとき、私は被害者から加害者になりました。
周囲から嫌われている女子がいました。
私は別にその人の何が嫌いでもなかったはずなのです。
しかし、周りの「友人」たちが避けるので私も避けました。
次第にその人の全てが不快に思えてきました。彼女は何もしていないのに。

被害者の苦しみを知る私が、簡単に加害者に転じた。そのことがとにかく恐ろしくてなりません。

「あばたもえくぼ。その逆もまた然り。」
「敵の敵が味方だとしても、友人の友人が友人とは限らない」
あの頃に学んだ、私の教訓です。
――わかりますか？