今日は

夏二日目。いや、それもそうだけどそれはひとまず置いておいて！

今日は終戦の日ですね。
そのわりにおバカな番組があちこちでやっていて、向き合ったものがあまりないのは自分達の汚点を忘れさせたいのかしらと裏読みしたくなります。
一部では教科書すら事実を隠蔽しようという暴挙に出ているようですが、日本は戦争をしかけました。たくさん人を殺しました。殺さなくても現地の人達にさんざんひどいことをしました。そして負けました。
水に流すとは被害者が言える言葉です。加害者の日本が言えることではありません。なのに何故、自分達の中ではなかったことにしようとするのですか。

人に欲があって互いに譲れない限り、戦争はなくならないのでしょうね。悲しいことですが。
言葉という道具を持ちながら、どうして最も単純で、しかし最も愚かな道を選んでしまうのでしょうね。
何を以て戦争を正当化するつもりなのでしょう。
正義のため？武器を持たぬ市民も巻き込んで殺すことが正義ですか？
自己防衛？本当にそれだけで終わるのですか？
利権のため？あぁ、わかりやすい。しかし弁護のしようがない。
結局、どんな理由を持ってこようと人殺しは人殺し。許されると思うならもう既にどこかがおかしいはずです。

日本は何故軍事力を持っているのでしょう。あれは自衛のためと否定したところで軍事力にしか見えません。
憲法９条が名ばかりになっていくのがただの杞憂であればいいのですが。

戦後６４年。自らが体験して、戦争はいけないと叫ぶ語り部達が次々に世を去っていきます。
それを喜ぶ輩がいないことを願うばかりです。