台詞メモ

「選ぶがいい。
生きながら死ぬか、死にながら生きるかを」

私の場合は基本的に、使いたい台詞ややりたいシーンを思いついたらそれを膨らませて、どうすれば既に考えてあったやつと矛盾せずにつながるかを考える、という形で話をつくるのです。
というわけで核に使えそうな台詞をメモメモ。
ふとした台詞から、「それは誰が言っているのか」「言われている相手とはどんな関係か」「何故言われているのか」などを考えているうちに話ができることもありますからね。
ぶっちゃけると、オフの部活で出したタクの話は「猫に手を噛まれて死ねるなら本望だ！」が最初の核だったわけですし（おい）
それが今ではラスティを中心にかなり話が膨らんでいて困った困った。ラス話も書きたいなぁ。

ちなみに冒頭の台詞はどっちも大差ない感じですが、自分の中では
前者→ぬるま湯のような生活で魂をすり減らし、生きていても死んでいるのと変わらない状態を続けるか
後者→死の危機に直面するような環境に身を投じ、死を感じるからこそその中に生を感じる道を選ぶか
というイメージです。いや、わかるわけないから。
やはりこれを言うのは少女ですよね（何故）
きっと何かの適合者だか強い人だかを探しているちょっと格上の少女に旅立ちをうながされているに違いない。
言われているのは男かな。というかぬるま湯をイメージするとなると、いいところのぼんぼんとか？貧しいけど普通の暮らし、とか、格下のチンピラをのしていい気になってる不良、とかも考えられるけど。
旅立つとなるとどうだろう。少女と一緒に行くのか、触発していっただけで少女は後で合流するのか。後者だとすると彼は一人旅？それとも友人だか家臣だかがついてくるのかもしれない。友人なら明るい人、家臣なら忠義の人がいいなぁ。
……とまぁそんな感じに考えていくわけです。ぶっちゃけここに書くまで台詞とその意味以外何も考えていませんでした。つまるところ現在進行形で膨らんでいった設定なわけです。も、妄想癖……？（笑）
話を考えるのは楽しいですよー。形にしようとするとなかなか難しいわけですが。